アダプティブテクノロジー

サポートリスト

サポートリストとは
サポートリストの格納場所およびファイル名
動作
ファイルのフォーマット
除外する場合のサービス名
記述例

サポートリストとは

サポートリストとは、ルビ振りや音声読み上げなどのサービスを利用する際、サービスの提供を特定のドメインやページに限定する場合に使用するものです。ここでは、そのサポートリストの使い方や作成方法について説明しています。

サポートリストは、「日本語ルビ・音声読み上げコンソール」を利用する場合にのみ有効となります。

サポートリストの格納場所およびファイル名

サポートリストのファイル名は rubysupportlist.txt です(固定)。

サポートリストのファイルは、サービスの組み込みタイプに登録したトップページのあるディレクトリーに格納します。本ファイルは、閲覧者(サービスの利用者)がサービスを起動したときに読み込まれます。

動作

本ファイルが所定の場所に存在し、かつ有効な記述がされている場合、リストで指定されているページにのみサービスが適用されます。リストに記述されていないページにサービスは適用されません。閲覧者が対象外のページを表示しようとした場合は、その旨のメッセージがコンソールに表示されます。

本ファイルが存在しない場合、あるいはファイルは存在しても有効なURLがひとつもない場合は、すべてのページにサービスが適用されます(サービスが適用されるページが限定されません)。

制御が適用外のページに移った後に、リンクによりサポートページに戻った場合、サービスは継続しません。

ファイルのフォーマット

サポートリストのフォーマットは次のとおりです。

  1. テキストファイルとして作成します。
  2. サポートするウェブページのURLを記述します。
  3. 1行に1つのURLを記述します。
  4. 末尾が / の場合は、ドメインまたはディレクトリーを表します。
  5. 末尾が / 以外の場合は、ファイル名を表します。
  6. URLは、半角英数字および一部の半角記号のみ有効です。
  7. 先頭の1文字が # (半角)の場合は、コメント行と見なし、その行は無視されます。
  8. URLの fragment(#以降), query(?以降) は無視されます。
  9. スペースは使用できません(%20 に置き換えてください)。
  10. 一部のサービスを除外する場合は、除外するサービス名をURLの後に半角スペースで区切って記述します。(同一のページに異なる除外サービスが指定された場合、下位レベルが優先されます。)

除外する場合のサービス名

noruby    ルビ振りサービスのみ除外する場合

novoice    音声読み上げサービスのみ除外する場合

記述例

  1. ドメイン全体をサポートする場合
    http://www.abcd.jp/
     
  2. ドメインの一部をサポートする場合
    http://www.opqr.jp/soumu/gaiyo/
     
  3. サポートするページを記述する場合
    http://www.xyz.jp/mame/mamechishiki.html
     
  4. サービスの一部を除外する場合(音声を除外する例)
    http://www.jklmn.jp/ novoice
     
  5. コメント行
    # http://www.efgh.jp/
     

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